幻豚
系統品種【YWD】
何を与えるかが味の分かれ目になるんです
一般家庭のみならず、全国の料理人にも多くのファンを持つ幻豚。現在は幻豚と信州雪豚、南信濃遠山産のはちみつを与えたハニーベイブの3ブランドで展開しています。
「母豚は90頭、年間では1800頭ぐらいを出荷しています。独自の飼料としてナッツ、乾燥米こうじ、そば粉、そば乾麺などをブレンドして使い、外国産の穀類は全体の5%以下にしています。豚は食べた油で体脂を作るので、何を与えるかが味の分かれ目になるんです。やりすぎると香りもないけどうまくもない肉になってしまう。難しいですけど脂は調整できるんですよ」と林喜内さん。
いろいろな豚肉を食べ比べてみるのもいいと思います

「幻豚はある程度の歯ごたえとしっとり感と風味のあるべたつかない脂が特徴です。肉が縮まないのは、筋繊維の細胞一つひとつが細かくしっかりしているからだと思います。一度銘柄とか国産といった刷り込みを持たずに、いろいろな豚肉を食べ比べてみるのもいいと思います。肉には、鮮度ではなく熟成をかける中で出てくるうまみもあります。私は、銘柄を見て先入観でおいしい!と言ってもらうより、“おいしい!この豚肉どこの?”と聞かれること目指しています。これからもフィードバックいただきながら、おいしいものを提供しつづけることに妥協したくないと思っています」
幻豚を購入できる場所
- アピタ飯田店
- りんごの里農産物直売所
- およりてふぁーむ農産物直売所
- ハヤシファームHP(直売)
